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ここ1週間ほど同じ教科書をずーっと読んでいます。 来週の月曜にGeography(地理)のテストがあるからなんだけど、 毎日、本を開いて、読んで、閉じてという動作を繰り返していると、 さすがに嫌気が差してきます。精神的にも疲れます。 そして読むスピードも落ちて、全然勉強がはかどりません。。。 今回のファイナルの範囲となる地域は、 Europe, Russia, Australia and Ocenia。 観光に行けたらすごく楽しそうな場所ばかり。が、しかし! 読んでいるだけでは本当につまらないんですねぇー。 そしてこれらの地域のchapterをどんどん読んでいくにつれ、 『う・ざ・い国名』を見つけました。 教科書を読み始めたころは、別に気になることはなかったのですが、 読んでいくにつれ、その国名が目に付く回数がしだいに増え、 気づいてみると各sectionに一度は出てきていた気がします。 すると、どうしても・・・、「また○○かよ!!」、「くどいなぁー・・・。」 と言いたくなってしまいますが、本に突っ込んでも仕方がないので、 この場を使ってお伝えしたいと思います。 さてその何度も登場した国名はこれ↓ 【United States of America (USA)】 *ここからはかなり個人的な意見が入ってしまいます。ご了承くださいませ。* 確かに自分が今勉強している場所はアメリカです。 そしてアメリカの大学に通っているので、教科書もアメリカの物を使います。 とはいえ自分が読んでいる教科書は世界地理の教科書。 各chapterに世界中の地域のことが細かく載っているわけです。 もちろんアメリカについて書いてあるchapterもありますよ。 当然のことながら、そのchapterでは"USA"という国名が何度も出てきます。 でも、別に他の地域について書いてあるchapterで、 これでもかというほどに"America"が登場しなくてもいいじゃないか!! これを読んで、重要だから出てきてるんじゃないの?と思う人もいるでしょう。 では、いくつかある例の中から、一文を紹介したいと思います。 これはEuropeについて書いてあるchapterから。 "A fragile peace was achieved with the Dayton Peace Accords of November 1995 in which Serbia agreed to respect a new set of boundaries between Yugoslavia and its newly independent neighbors. Sixty thousand NATO troops, including 20,000 Americans, were brought in to enforce the peace treaty." *問題の文だけを抜き出しても、何を話しているかわからないと思ったので、 ひとつ前の文も一緒に抜き出しました。* さてこの文を読んでみてどう思います? これEuropeについて書いてあるchapterですよ。 別に"including 20,000 Americans"が無くてもいいと思いません? 実際にUSAの部分を抜いても主な文の意味は変わりません。 個人的にEuropeのchapterでわざわざUSAのことを書くということは、 「USAは世界平和のために貢献している国です」 というメッセージがこめられているような気がします。(笑) もしEuropeの国々のTroopの数が紹介されているなら納得できるんですけど・・・。 テスト範囲のchapterを読んで分かったんですが、 結局こういう文が教科書の終わりまで続きました。。。 そして、毎回都合のいいところでUSAが出てきました。 これでは世界地理を勉強するのではなく、 アメリカがいかにすごい国かを勉強してる気がしてきました。(苦笑) 自分の周りのアメリカ人がこんな教科書ばかり読んでいるんだなと考えると、 アメリカ人って・・・と思ってしまいます。 学校の教科書の力ってすごそうですねぇ。。。
by beav
| 2005-03-10 12:42
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